肝整「整体」「整骨」「接骨」


まず「整体」からですが、広辞苑第五版によると「手技によって骨格のゆがみや異常を整え、健康増進をはかる民間療法。オステオパシー・カイロプラクチックの類。」とあります。ここから分かりますように、「整体」とは「体を整える」目的を持つ様々な療法の総称ということができます。しかし、他に「整骨」「接骨」など似たような言葉があるため、紛らわしく感じることがあります。

実は「接骨」と「整骨」が同じ意味になり、骨折や脱臼といった、怪我の治療をします。一方「整体」では、骨折や脱臼の治療はできません。法律違反になってしまいます。そのような怪我がない状態にも関わらず体が歪んでいる場合に、それを整えるのが仕事になります。

よって、どこかを痛めて、例えばその部位に骨折の疑いがあるときには、まず接骨院か整骨院、あるいは整形外科できちんと検査してもらって、骨などに異常がなかったり、あるいは骨折していたとしたら、それをきちんと治療してもらって完治した後、どこか全体のバランスが今ひとつだなぁと感じたりしたときが、整体の出番なのです。

※整体にはたくさんの考え方や手技があり、骨格、筋肉、内臓、神経、そして経絡や経穴(ツボ)など、様々な方面 からの見方があります。均整法ではそれらのうち、まずお客様にいちばん適した見方(例えばボキボキが嫌いな方には筋肉から、筋肉はくすぐったいと感じる方には、経絡や内臓から等。ちなみにくすぐったがりの人は、肝臓疲れの方が多いです)で施術しつつ、それ以外の部分も間接的に連動させ、一度に全部を整えていきます。

 

(2005年4月22日)



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