首の痛み〜ある日の施術より〜


30代女性。首の付け根(首と肩のとつなぎ目)の両側が、首を動かしたときに痛む。

全体の体型としては「 F5(フォーム5。右回旋型)」この体型では、自然に立った姿勢では右肩が下がり、右の骨盤が上がり、体を捻ると右に捻ったときの方が楽という特徴があります。※右肩が下がって右の骨盤が上がるということは、肝臓のある右脇腹を上下から詰めるような姿勢になりますから、肝臓に疲れがたまりやすい体型ともいえます。

いきなりは首の調整に入らず、まず、体がどちらに捻っても楽になるように全身の調整をすることが最初にやるべきことになります。

さて、それが終わって肩と骨盤の上下差がそろい、体が左右どちらとも同じように捻れるようになったら、あらためて首の動かしていただき、動きのバランスを確認します。

軽いものでしたらこの時点で施術は終了ですが、この日の方にはまだ少し首の動きに左右差がありましたので、首をさらに詳しく観させていただくと、首の付け根の骨(頚椎7番)がほんの少し左に捻れていました。

それを右の手首で調整して(下部頚椎は、動きにくい方の手首を調整することでよく整います。また、骨盤や足のかたちにも下部頚椎は関係してきます。詳しくは9月5日付『O脚』をご覧下さい)、首の動きも整ったところで施術を終了しました。

フォーム(体型)についてはこちらも参考になさって下さいね。快風院 症状別 体型紹介ページ『12種体型』

 

(2005年10月11日)



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