肩こり〜ある日の施術より〜


50代女性。常に肩がこっている。また、首と肩のつなぎ目がポコッと膨らんでいるのが気になる。

首と肩のつなぎ目というのは背骨でいうと頚椎7番胸椎1番になります。この付近の神経は、均整法では全身の血流をコントロールしていると言われており、膨らみが目立つということは、血流の滞りが現れている姿と言えます。

実際、その血流を改善させるための肝臓調整をしただけで、施術前後で膨らみが大きく変化する方が多いです。

もちろん、その周囲の肩の筋肉も柔らかくなりますから、肝臓調整による下準備をした後に全身のバランスも整え、ここまでで肩も十分に柔らかくなっていれば施術は終了ということに。

しかし今回の方は肩こりが長期に渡っていた為、まだ硬さが残っており、肩の筋肉を直接調整することになりましたが、強く動かすことはせず、その方の呼吸を利用して自然にゆるませる操法を使って残りの部分を柔らかくしていきました。

※肝臓調整でどうして血流が改善するのかはこちら『肝臓疲れはどのように全身に伝わるか?』の「血液循環図」をご参照下さい。

※頚椎7番や胸椎1番は全身の血流をコントロールする=心臓と大きく関係します。そのため、肝臓を整えることで上記ページ『肝臓疲れはどのように全身に伝わるか?』の下段にあります「血液循環図」に沿って心臓も間接的に整い、血流がスムーズになるのです。

また、肩こりについてはこちらも参考になさって下さいね。快風院 症状別 体型紹介ページ『上半身の症状』

(2005年10月18日)



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