肝整大辞典打撲〜ある日の施術より〜


50代女性。自転車同士でぶつかりそうになり、慌てて飛び降りたときにハンドルで左肋骨下部を打撲。1週間経ったが、靴をはくときなど、前かがみの動作で痛い。打撲した部分は、右に比べると、まだわずかに盛り上がっていました。

打撲した方の歪みを整える場合、大切なのが、打撲部分の真裏の状態。

この方であれば、打撲した左肋骨下部の真裏にあたる、左背中の一部が、右と比べて、わずかに凹んでいました。この凹みをふくらませることを視野に入れながら全体を整えていきます。

まだ痛みのある今回のような場合、全体の姿勢としては、タオルをしぼったようにねじれていることが多いです。均整法では「回旋型(ねじれ型)」と分類しています。

そのねじれを整え、左背中の凹みが平らになったところで施術は終了。お帰りの際に玄関で、靴が楽にはけるようになったと喜んで下さいました。

このように均整法では、打撲の刺激が全身に伝わって作られた、現在その方に現れている身体の歪みも整えていくことができます。

まず打撲部に深刻なダメージがないかどうか、直接レントゲンで検査したり、治療したりするお医者さんでの受診。

その後に、他の部位に飛んでしまった歪み(今回であれば、背中の凹み、姿勢のねじれなど)が将来、あなたの身体に対して悪さをしないよう、均整法できちんと処理しておきましょう。

打撲や骨折など、怪我をした箇所が治っても、動きが悪いままだったり、わずかに硬くなったままだったり、また、上記のように他の部位に飛んでしまった歪みが残っていたりすると、長年のうちに、体内の様々な臓器に負担をかけることにもなります。

例えば捻挫によって右の足首の動きが悪くなったとすると、右足首→腰椎2番→肝臓というようなラインに負担をかけたりします。

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テレビ東京「主治医が見つかる診療所」11月26日(月)放送分で、身体均整法が紹介される予定です。

内容は「冷え性」。身体均整師会会長自ら出演、小林幸子さんや大桃美代子さん、森口博子さんを均整法で調整します。

番組スタッフの方のお話によると、これまでの収録の中で、ゲストのみなさんの驚きようなど、今回がいちばん盛り上がったとのこと。

番組の1時間枠の中、均整のコーナーがどのくらいの時間放送されるかはまだ未定のようですが、均整の収録だけでも、2時間半にも及んだそうです。

放送時間は夜7時〜。身体の悩みをお持ちで整体をお探しの方や、整体で開業したいと思われる方にはとても参考になると思います。私も楽しみにしています。ぜひご覧下さいね。

「主治医が見つかる診療所」ホームページ (テレビ東京 毎週月曜夜7時〜7時54分放送 司会:草野仁、東野幸治 アシスタント:磯山さやか)

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フォーム(体型)についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2007年10月30日)



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