肝整下腹部のたるみ〜ある日の施術より〜


40代女性。右側の下腹を、左に比べてよくつかめてしまうことが気になる。

立った姿勢を観させていただくと、右の脇腹、肋骨と骨盤の間が、左よりもせまくなっており、また、左肩と、骨盤の右側が、それぞれ前に位置していました。上半身が右に、下半身が左に捻れた姿勢になっているということです。 (肝臓が右側に位置するため、慢性疲労を起こして凝り固まった肝臓に右側の肋骨が引き下げられ、骨盤の右側が引き上げられてこの姿勢になることも多いです。)

均整の12種体型ではF5(フォーム5。右回旋型)にあたります。試しに上体を右に捻ってみていただくと、下腹部の左は伸びてつかみにくく、右はゆるんでよじれるため、つかみやすくなることが解りやすいかと思います。

F5調整で捻れがとれれば、下腹両側の割合はひとまず均等になりますので、あとは下腹部にたまった脂肪を減らす努力となります。

動きのある部分に脂肪は付きにくいといわれています。2008年12月6日分でご紹介した卵巣ストレッチは、日常生活の中で、常に下腹部の筋肉を動かし続けられるようになる体作りに役立ちますので、ぜひお試し下さいね。

※F5については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

 

(2009年1月3日)



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