肝整大辞典風邪のあとに咳が残る〜ある日の施術より〜

風邪が治ったあと、一ヶ月くらい咳だけが残っているというお客様が最近多いです。場合によっては、お医者さんで‘咳喘息’との診断が出る方も少なくありません。

このような場合、体の歪みの視点から観ると、肋骨の硬さに大きく左右差のあることが多いです。

先日の30代女性も、左の肋骨が非常に硬く、弾力がないのに対して、右はフニャフニャとやわらかすぎる状態になっていました。

硬い左の肋骨だけをゆるめていくのではなく、あくまでも全身の歪みを整えていった結果、硬い肋骨はゆるみ、やわらか過ぎる側にはほどよい弾力が戻り、左右差がなくなっていきます。

いちばん硬く残ったのは左胸の上部。ここは経絡でいうと、肺経というラインが通っており、手の親指の先まで続いています。

その途中にある左手首の関節が、右に比べて動きが硬くなっていましたので、それを整えると、残っていた左肋骨の硬さもとれ、左右のバランスを取り戻しました。

〜お知らせ〜

1月23日(金)発売の健康雑誌「Body+(ボディプラス)」3月号に、‘肝整エクササイズ’の記事を掲載していただけることになりました。(現代人の歪みは、肝臓の慢性疲労が深く関わっています。「肝整エクササイズ」は、自分でできる肝臓疲労解消法です。)

ボディ+200903号

詳しくは、こちら2009年1月17日分を御覧下さいね。

(2009年1月24日)



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