肝整均整歴20年〜ある日の施術より〜


他の均整院で、長年に渡って均整を受けていらっしゃったお客様からのご予約を、ときどきいただきます。

事情は、例えば「地元で均整を受けていたが、都内に引っ越すことになったので、都内の均整院を探していた」、「20年来、毎月お世話になっていた先生が引退されたが、引き続き均整を受けたい」など、いろいろあります。

20年前から均整を受けていらしたのは、50代後半の女性。最初に均整を受けたきっかけは、左背中の痛みだったそうです。

伺うと、12種体型で左回旋型の姿勢が強すぎて、左背中の筋肉が緊張し、痛みにより、日常生活にも支障があった様子。それが解消されてからも、定期的にバランスを観てもらっていたとのことでした。

一見すると、40代に見えます。周りからもそのように言われるそうで、「これも均整のおかげと思っています」とお話しして下さり、うれしくなりました。

こちらの女性のように、長年均整に親しんで下さっている方からの依頼内容は、「体のバランスをとって下さい」となることが多いです。

特に不調はなくても、月に一度くらいの割合で体のバランスをとっておくことは、今回の例からも分かるように、快適な体調と美容につながります。

体内の元気度と外見の美しさは連動します。漢方で「腎臓に不調のある人の顔色は黒っぽい」「心臓の不調は赤ら顔」などとも言われるように、体の中が元気でないと、外見にも必ず投影されるのです。(肝臓の場合は青っぽかったり、肝腎と合わせて青黒くなっている場合があります。)

こちらの女性の、現在の姿勢も左回旋型でした。しかし、ほんのごくわずか。月に一度、バランスをとっていれば十分な範囲です。

この左への回旋(捻れ)を放っておいて積もりにつもり、捻れが強くなってくると、左背中はもとより、様々な箇所の不調へつながっていくでしょう。

逆に、捻れたホースを常に整えてまっすぐにし、水の流れをよくしておくように、体の捻れを定期的にほどいておくことで、血液の循環を始め、体内の様々な活動が順調に営まれます。

その順調な営みが投影されて、外見上の美しさとなるのです。

※12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2009年5月23日)

 



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