肝整これからの時期における胃の疲れ〜ある日の施術より〜


30代女性。最近左肩が凝る。

何度か観させていただいている、この方の普段の体型は、均整法12種体型で分類すると「肋骨型(呼吸器型)」に当てはまります。

しかし、今日の時点では左肩が上がり、左の背中、胃の真裏あたりが膨らんでいる「左右型(消化器型)」の体型が強く現れていました。 (肝臓疲労の場合は右の背中が膨らむことが多いです。)

このように、急な不調のときには、その方が体質的、遺伝的に持っている体型に、そのときどきの状況や季節によって、一時的な体型が上乗せされて現れることが多いのです。

そこで、まずは、その上乗せされた分を整え、本来の体型に戻すことが必要になります。

通常行う施術としては、肋骨型の歪みに対して肋骨型の調整方法、左右型の歪みに対して左右型の調整方法が基本。

ただし、今回のような場合には、もともと肋骨型の体が、一時的に「今日は左右型の調整をして欲しい」と訴えていると観て、左右型の歪みに対して、肋骨型の調整方法を施していくと、よく整っていきます。

タイトルにも書きました‘これからの時期’というのは、もちろん忘年会、お正月休み、そして年が明けての新年会などの時期を指します。

以前は、1月2日から営業していたこともありました。年末の食べ過ぎ飲み過ぎからくる寝違え等、急な依頼が多かったからです。

今でも少なくはないかもしれませんが、このブログや、日常の施術時のお話しを通して、暴飲暴食がどのように寝違えやぎっくり腰につながるか、その予防法をお伝えするようにしています。

基本は、地道ですが、胃腸や肝臓を休ませ、内臓から体表に現れる歪みを自力で整えることです。詳しくは、過去の記事

「寝違え」(※夏に書いた記事ですが、発生の流れは共通しています。)

「ギックリ腰を繰り返してしまう」

をご覧下さいね。 それでは元気に、よい年末年始を楽しみましょうっ。

(2009年12月12日)

 



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