肝整寝ながらの読書による手のしびれ〜ある日の施術より〜


50代女性。読書が好き。寝ながら本を読んでいると、右手の中指と薬指がしびれてくる。

指の感覚を受け持っている神経は、その配列が決まっています。

中指と薬指の感覚は、首のいちばんつけ根にあたる頚椎7番や、その下の胸椎1番付近から伸びる神経(C7神経やC8神経)が担当しています。

ちなみに親指と人差し指はC7のひとつ上にあるC6神経、小指は先述のC8神経が主な受け持ちです。

そこで、頚椎7番や胸椎1番に何か歪みがあるのではと考え、調べて整えていくことになります。 直接的には、前回(1月2日分)動画でご紹介した頚椎調整法などを使います。

ただし、そのときにお話しした通り、問題のある箇所の直接調整は、体にとって負担のかかる場合が多いのです。

また、全身の首以外には歪みがまったくなく、頚椎の7番だけが歪んでいることはほとんどありません。

他の部分がいろいろと捻れたり傾いたりした結果、一番しわよせが来た箇所が頚椎7番であると考えたほうが自然です。

よって、全体の歪みのつながりを読み取って整えた結果、いつの間にか頚椎7番も元の位置に収まっている状態が理想なのです。

この方の場合、頚椎以外で特徴のある歪みとしては、仰向けの状態で、つま先の角度が左右で違っていることでした。右側のつま先が左に比べて外側に大きく倒れています。

単純に考えると、右側の骨盤(腸骨)が開いた分だけ股関節が外へ向き、つま先も外側に向いてしまっているということになります。

そこで、均整法12種体型のうち、「骨盤型」の調整を当てはめ、つま先の向きを左右同じにすることで、頚椎7番も自然と元の位置に帰っていきました。

施術の最後の最後で、あとわずかに帰ってくれないような場合のみ、ほんの少しだけ動画のような頚椎調整法が登場するだけですので、均整法は、頚椎その他に非常にやさしい施術なのです。

※頚椎7番は、均整法12種体型では「骨盤型」の椎骨にあたります。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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(2010年1月9日)

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