肝整歯の痛み〜ある日の施術より〜


50代女性。左上の歯が痛い。歯医者に行っても異常なしとのこと。

月に一度来て下さっている女性から施術後、「今日の施術では、左の肩や首、腕がいつもより痛かったですが、左の歯の痛みと関係ありますか?」との質問をいただきました。

大いにあります。 虫歯がひどくなると歯医者さんでは神経を抜いて処置するように、歯にも神経が伸びています。

歯の神経は首からの神経と連絡しており、そこからまた肩や腕の神経とも連絡しています。 よって、歯が痛めば、その箇所と連絡のある部位、今回であれば左腕や肩などにもにも凝りや痛みが出現することがあります。(肝臓も、主に首の左側上部へ、左迷走神経を経由して連絡しているので、回りまわって歯の痛みにつながることがあります。)

逆に、肩や腕の歪み、さらには全身の歪みが歯の神経に伝わって、虫歯ではないのに、歯の痛みにつながることもあるのです。歯の歪みと言ってもよいでしょう。

上の歯の歪みは、均整法12種体型のうち「骨盤型」の歪みに分類されます。

骨盤と頭蓋骨が連動して動いていることは、過去の記事「骨盤と頭蓋骨」内でもお話しした通りです。

そこで、上の歯の土台となっている頭蓋骨を、骨盤調整で正しい位置に戻し、頭蓋骨とともに歯の歪みを整えていきます。

施術前にその日の不調をお伝えして下さってもよいですが、もしも忘れていても構いません。

均整法は病気や症状を対象とせず、あくまでもその日に現れている歪みを整えていきます。

特に定期的に来て下さっていれば、全身を施術していくうちに、いつもと違う現れ方をしている歪みはすぐに目に付きますから、しっかり整えて差し上げます。

※「骨盤型」「12種体型」については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2010年1月23日)



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