杉花粉症の時期と言われる季節が、もうじき終わろうとしています。
今回は割と楽だったと、来院されるお客様方からよく伺いますが、みなさんはいかがでしたでしょうか。
今年は花粉症でお悩みのお客様には、骨盤前面の調整を主としてさせていただいていました。
骨盤の歪みは後ろ側の仙腸関節(仙骨と腸骨の間)のみならず、前側の恥骨結合にも起こります。
(骨盤図by「アイリス・アイリスの作業現場」)
花粉症の方は、前側での骨盤の歪みが多いようです。
考え方としては、恥骨付近を通る経絡「胃経」や「肝経」が目や鼻まで伸びていること。骨盤と頭蓋骨が連動して動くため、骨盤の前側がずれると、頭蓋骨の鼻部分のある前側もずれやすいことが挙げられます。 (肝経ラインを整えるには、肝臓自体を調整する肝臓賦活法、脊髄神経反射法によって背骨から整える方法などを用います。)
施術としては、骨格筋型(循環器型)調整により、主にももの内側の筋肉を整え、足を開く動作を改善していきます。
秋はブタクサなど、また、季節に関係なく鼻炎にお悩みの方であれば、5月以降に向けて、均整法を試してみて下さいね。
※骨格筋型(循環器型)など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
(2010年4月17日)
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