肝整おでことアトピー〜ある日の施術より〜


おでこのアトピーではなく、おでことアトピーの、歪みから観た関係についてです。

10代男性。ずっと治まっていたアトピーが、高校生になってから再び出てきた。

歪みの目立つ箇所は、おでこでした。正確には前頭骨。

今回の男性に限らず、大きくなってから初めて、あるいは再びアトピーにお悩みの方は、この前頭骨が硬く、ギュッと締まっていることが多いです。

頭蓋骨は前頭骨を始め、23個の骨が歯車のように組み合わさってできており、頭(脳)に疲れのある箇所は、その噛み合わせがきつく締まってしまいます。

前頭骨の奥に収まっているのは前頭葉。現代人の脳疲労は、主にこの前頭葉に起こると言われています。

脳疲労は、大まかに言えばストレスが原因。ストレスに対抗するために、各臓器は様々な働きをします。

例えば肝臓は、ストレスに対抗している脳や全身に向けて、エネルギーを供給し続けます。(この状態が続くと、肝臓自体が疲労で縮こまり、右肩が下がった姿勢になりやすいです。逆にため込みすぎた脂肪肝などの場合には右肩を押し上げ、右肩上がりの姿勢になりやすいです。)

そして体が活動したあとにできる老廃物の処理も同時に行うのですが、ストレスが続くと、そこまで手が回らなくなってしまいます。

よって、その老廃物は一時的に体のどこかに放置しておかなければならず、その場所を皮下としてしまった状態がアトピーにつながると考えられるのです。

今回の男性は、運動部の練習がかなりハードで、その競技が好きではあるものの、心身ともに、かなり負担だった様子。

均整法「12種体型」の頭脳型調整により、おでこをふっくらさせ、脳疲労を解消し、ストレスを受け流せる体質作りが鍵になります。

おでこの歪みからのアトピーは、会社で働く女性にも非常に多く見られます。

仕事の忙しさもさることながら、上司や先輩、同僚などとの人間関係によるストレスから、おでこがカチカチに硬くなっている女性の多さを感じる毎日。

細やかな感受性の、よいところはどんどん活用して、必要以上に受け止め過ぎたときには、この前頭骨の歯車を、ぜひ調整してあげて下さいね。

※「12種体型」についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2010年8月7日)

 



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