肝臓と腰痛〜ある日の施術より〜


7月、集英社「メンズLEE(リー)」さんに「男性向け肝臓セルフケア」の取材をしていただきました。

10月7日発売の11月号に掲載されます。

もちろん女性の方にも役立ちますので、参考にして下さいね。

肝臓疲れの大きな傾向としては、男性は「食べすぎ飲みすぎ」、女性は「ストレス」。

さらに、それらの原因により、体の右側にある肝臓が膨らむか縮むかによって、左右への姿勢の歪みは大きく変わります。

先日いらした50代女性は最近、朝、腰が痛くて目が覚めることにお悩みでした。

背中の上半分を観させていただくと、肝臓の真裏にあたる部分がプクーッと膨らんで凝っています。

下半分、腰の周囲は逆に力がなくヘニャヘニャしています。痛くなるのは一部分ではなく、腰全体とのこと。

このように痛い箇所の筋肉が硬くなくて逆にやわらかすぎたり、痛みや怠さ、重さが全体的であればあるほど、腰痛は慢性化していると言え、腰が整うにつれて、痛みが一点に集約されてくることが多いです

肝臓が重たくて上半身が右側に傾く姿勢を、常に腰で支えていることは、長年の間には相当な負担になります。(腰の全体的な痛み、怠さ、重さは、上半身の傾きを長年支え続けた、腰周辺の筋肉疲労蓄積の結果であるとともに、肝臓を始めとした、慢性的な内臓疲労も現すことが多いです。)

肝臓と整体の情報館『肝臓が疲れると下半身はどうなる?』より

また、背中の上半分が凝った分だけ下半分の力が抜けて、上下のバランスも乱れ、余計に上半身を支えきれなくなります。

施術としては、肝臓調整を中心とした12種体型「消化器型(左右型)」調整。

肝臓疲労を解消していくことにより、左右と上下のバランスを回復させていきます。

その上で、もちろん食習慣や運動不足の改善も必要。今回の「肝臓セルフケア」内、タイプ別の肝臓調整エクササイズがお役に立てば幸いです。

 

 

 

 

 

※「消化器型(左右型)」など「12種体型」についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2010年10月2日)

 



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