肝整目がまぶしい〜ある日の施術より〜


30代女性。最近、目がまぶしく感じる。

当院の施術ベッドは頭の側に窓があり、レースのカーテン越しにやわらかく日差しが入ってくるのですが、それさえも最初はまぶしく感じていたそうです。

このような状態のときに考えられる目の病気もありますので、もちろん眼科への受診はお勧めします。

お医者さんの検査で異常がないのであれば、以前、施術後に「メガネを作り直さなくて済みそう」とおっしゃっていた女性と同じく、目に関係する歪み(頚椎〜胸椎3番までの歪み)を整えるとよいことが多いです。 (9月4日分「視力低下と1年分の歪み」をご参照下さい。)

今回の女性の場合、上記の歪みに加えて頚椎と頭蓋骨(後頭骨)の間がとてもせまくなっていましたので、そこも広げると、レース越しの日差しが気にならなくなりました。

例えばパソコン作業で、モニターの位置などが原因し、背中が丸まりアゴが出て、首と後頭部をつめてしまう姿勢をとっている人は多いはず。

他には、自宅のベッドの左側にテレビがあり、顔をそちらに向けたまま横になり、毎日テレビを観ていた女性の頚椎1番は、大きく左に捻れていました。

また、食卓の左側にテレビがあり、椅子に座って体ごと左を向いてテレビを観る女性では、そちら方向に骨盤が捻れていた場合もありました。

このように、普段の姿勢は骨格の歪みにとても影響しますので、テレビやパソコンの位置などに心当たりがあり、体に不調を感じている方は、一度姿勢と不調を結びつけてみると、解決策が見えてくるかもしれません。

※漢方では、目は肝臓と関係が深いとされます。肝臓疲労から、上記のような目の不調につながることもあります。

※均整法では施術前、体の各動作を12通りに分けて調べ、最もやりにくい動作を中心に整えていきます。その指標となる「12種体型」についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2010年10月16日)

 



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