肝整打撲への対処法〜ある日の施術より〜


30代女性。転倒したときに、右膝→左手と地面に思い切りついてしまった。10日ほど経っているが、右膝と左肘がまだ痛む。

打撲そのものの治療はお医者さんにまかせ、均整法では打撲をした場合、その衝撃がいつまでも体に残らないよう、打ったところの真裏を調整します。

まず、右膝の裏側に一箇所硬い部分が残っていたので、それを整えます。

左肘は直接ぶつけたわけではありません。その場合は、腕の神経の出発点である首(下頚椎)を観ます。

肘関節には主に頚椎6番が関係しますので詳しく観てみると、6番のみ左に回転してしまっていました。これを整えて、均整法による打撲調整は終了です。

今日はちょっと短めのブログでした。これから均整法学園での担当授業「自他動操縦法」なのです。

肘関節以外にも、例えば手首は頚椎7番、肩関節は頚椎5番。また肝臓は胸椎8番など。そしてそれらをどう整えるか、さらには自分で自分の頚椎、胸椎、腰椎、骨盤まで、すべて整える方法などを勉強します。(胸椎8番の他に、肝臓疲労の反応が出やすいのは、胸椎4番、11番、腰椎2番などです。)

整体院開業を考えている方はもちろん、家族やご友人など、身近な方々の役に立ちたいと考える方が、土日を利用して勉強に励んでいます。

お身内が体の不調を訴えて、病院に行っても異常がなく、原因がよく分からないとき、また今回の女性のように、怪我の後の不調でお困りのとき、歪みから体調を調べ、整えることができるようになってみませんか。

 

※均整法では施術前、体の各動作を12通りに分けて調べ、最もやりにくい動作を中心に整えていきます。骨盤に関係する動きとしては、例えば開脚が得意か苦手かなど。その指標となる「12種体型」についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

 

(2010年12月11日)

 



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