肝整胸の痛みとストレス〜ある日の施術より〜


40代女性。年度末、職場の異動にともない、仕事上の責任がさらに重くなった。ここ最近胸が痛む。

前回は脚裏のラインを通る膀胱経と膝の痛みについてお話ししました。

毎回繰り返しますが、痛い箇所があるときに、病院での受診も頭に入れて置いて下さい。その上で均整法の視点から、歪みや体のバランスを通して観てみましょう。

今回の女性は、両方の前腕の裏側(手のひら側)がパンパンに張っていました。

経絡でいうと、ちょうど胸の真ん中を通る心包経(下図参照)がパンパンなのです。

心包経

経絡図by「類経図翼図譜の素材集|鍼灸指圧自然堂」

ストレスによる胸の痛みは、この心包経ラインの凝りからくる場合も多いことを覚えておいて下さい。

特に心臓に近い、左腕の凝りが強く出ており、前回説明した「募穴(ボケツ)操法」で整えていきました。 (「腕」という括りで観ると、肝臓の疲れは、右肘の凝りとして現れやすいです。)

☆☆☆均整法体験コーナーのお知らせ☆☆☆

明日の日曜日(27日)、毎年恒例「幡ヶ谷社会教育館文化祭」。

社会教育館の1〜4階まで、すべての部屋を使って様々な出し物あり展示会あり。

均整法体験コーナーは4階体育室でお昼の12時〜1時、1回500円で15分くらいの施術を体験できます。去年の様子はこちら。

http://www.kaihuu-kinsei.com/kinseiclub/hatagaya2010.html

遊びに来て下さいね☆☆☆

※均整法では施術前、体の各動作を12通りに分けて調べ、最もやりにくい動作を中心に整えていきます。骨盤に関係する動きとしては、例えば開脚が得意か苦手かなど。その指標となる「12種体型」についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年2月26日)

 



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