肝整ストレスからの腰痛〜ある日の施術より〜


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50代男性。先週土曜日にだんだん腰が痛くなり、日曜日からは起き上がることもできず、3日ほど寝込んだ。

左小指→肘→左肩のラインで凝りがつながっています。ツボのラインで言えば「心経」(下図参照)。

心経

心経図 by「経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂」

精神的なストレスの反応が現れやすいラインです。そのラインに続いて、左肩から左背中全体が張り、左腰まで続いています。

自律神経の観点からは、交感神経が高ぶると張りや凝りが出やすい左半身(右半身は副交感神経)。

30代女性。腰の上部、胸椎11番付近がパンパンに張っています。 胸椎11番は「副腎」の反応が出やすい点。ストレスに対抗するホルモンを分泌します。この時期は体に入ってきた花粉対応に大忙しの臓器でもあります。

今回のお二人の腰痛に、地震後のそれぞれの仕事や日常から受けたストレスが大きく関わっているのは間違いのないところです。

毎年、花粉疲れの副腎を調整させていただく春。今年はストレスから様々な流れで発生する腰痛調整にも、副腎がポイントになっています。(漢方では、春は肝臓の季節ともいわれ、肝臓調整は副腎調整と並んで、花粉症対策にはかかせません。)

身体均整法学園の、23年度春募集〆切が近づいています。

事務局に応募状況を聞いたところ、今週もまた入学希望者から願書が届いたとのこと。

これから入学する人。そして、明日の卒業式を終え、均整師として出発する人。

この大転換の時期だからこそ、それぞれの役割を持っているのだと感じます。

均整を通じてみんなで力を合わせ、これからの時代を支え、発展させていきましょう。

(2011年3月19日)

 



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