40代女性。左足首をひどく捻挫して腫れている。整形外科で治療中。
足首そのものは施術せず、捻挫をしたのと同じ側の腰椎、特に2番や4番5番をしっかり整えることで、足首の環境を整えます。
(左足首は肝臓に、右の足首は胃に関係が深いため、それぞれの内臓を整えることも、足首環境には大切です。)
捻挫をしても腰椎は歪みますし、歪んだ腰椎のままでいるために、捻挫がくせになりやすいとも言えます。
足首を動かすための神経は、主に腰椎から伸びています。
腰椎を整えると、捻挫をしにくい、しても回復しやすい足首の環境を作ることができるのです。
このような例もありました。40代女性で3ヶ月前に右足の薬指を骨折。定期的に整形外科で検査するも、ふだんよく使ってしまう部位ということもあり、いつまで経ってもつかずに困っていました。
均整法では、骨へのカルシウム沈着を促進する、胸椎2番を整えてお手伝いします。
今回の女性も、胸椎2番の左側に圧痛がありました。甲状腺に関係の深い椎骨です。
2週間後、「あれだけくっつかなかったのに、お医者さんも驚いていました!」とメールが届きました。
全部施術の手柄にするわけではありません。体にも都合があり、治るべき時期も体が決めます。
均整法を通じ、その時期に合わせて体の環境を整え、お手伝いさせていただいたと思っています。
(2011年4月2日) |