肝整心臓疲れと手のしびれ〜ある日の施術より〜


50代女性。ここ1ヶ月ほど、左首、肩、腕が痛み、また左手の小指以外がしびれ、夜も寝られないほど。

手指のしびれの際には、下頚椎の歪みが調整ポイント。左の頚椎6,7番、そしてそのすぐ下の胸椎1番がくっついたようにつまっています。

左骨盤(腸骨)の歪みを整えると、下頚椎もつられてすんなり整いました。左腕の状態にはまだ変化がありません。 しびれにはもうひとつ調整ポイントがあります。鎖骨と肋骨の間。腕にいく神経や血管が鎖骨の下を通るため、鎖骨と、その下の肋骨との間が何らかの理由でせまくなると、神経、血管が圧迫されてしまうのです。

観させていただくと、鎖骨に歪みはないものの、その下の肋骨全体が、内側からふくらんだようになっていました。これがどうやら鎖骨との間をせまくしている原因のようです。

肋骨の左内側には、例えば心臓があります。背中を観させていただくと、左の肩甲骨がはりつくように動かなくなっており、胸椎4,5番付近が凹んでいます。心臓の疲れを現しています。

そのことをお伝えすると、ここ最近様々な困難に遭遇し、気持ちが落ち着かないとのこと。

心臓の疲れをとる、土ふまずの「公孫(コウソン)」と呼ばれるツボが、左足と右足で、その硬さが大きく違っていました。

左右を同じ状態にすると、左肩甲骨、肋骨はおだやかにもとの位置に戻り、「今夜はよく寝られそうです」とのことでした。

 

※均整法では姿勢(歪み)を12種類に分けて整えていきます。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年5月21日)

(作成中)



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