肝整梅雨の時期の不調事情〜ある日の施術より〜


梅雨に入りました。長年の睡眠不足や運動不足、忙しすぎる日常生活などにより自律神経の慢性疲労を起こしている方々にとっては辛い時期です。

今年の梅雨は、入りも早かった上に、晴れたり曇ったりと、天気の変化がめまぐるしい分、自律神経は気温や気圧といった、外界への対応仕事が増え、体調管理まで手が回りません。

こんなときこそ均整法により、自律神経バランスのリセットをお薦めします。

交感神経が働きすぎていれば体は左重心(左荷重)、副交感神経寄りであれば右重心(右荷重)にとどまりやすい性質があります。 「昼は左重心、夜は右重心」「晴れの日は左重心、曇りや雨の日は右重心」「仕事中は左重心、終わって飲み会では右重心」など、状況に応じて、体がバランスを自由に変えられることも、健康の重要な要素のひとつです。 (肝臓は副交感神経がアクセルとなるため、食べ過ぎ飲み過ぎが習慣化していている人は、肝臓を中心とした右重心となりがちです。)

梅雨の時期の不調には、このような例もありました。

20代女性。腕の疲れ。パンパンに張っており、以前より筋肉量も増えていたため、スポーツジムに通い始めたかと思い訊ねてみました。

美容師さんのその女性。梅雨の時期はストレートパーマの依頼が多く、全力でアイロンをかけなければならないそうです。体はどうやらこの仕事に対応してがんばっているようでした。

腕の調整はもとより、腕を動かす神経の集まる下頚椎を中心に全身調整。

お仕事柄、体を左に捻りやすい方に多い「左回旋型」調整をさせていただきました。

梅雨が明ければ夏。今年の夏は、いつもと違った不調の方も多いかもしれません。

その時期特有の様々な不調を、均整法では姿勢と動きのものさし「12種体型」に当てはめ、整えていきます。

 

※「左回旋型」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年6月4日)

 



Copyright (c) 2005〜2013, 肝臓整体『肝整』™の快風身体均整院 All rights reserved.