肝整顔色が悪い〜ある日の施術より〜


50代男性。最近非常に疲れやすい。病院での検査の結果、肝臓の数値が高く、詳しい検査が必要と言われた。

均整法は、病気や症状に対して施術を行うわけではありません。

その症状があるときの姿勢はどうなっているかを観察して、左に傾いてたり、前にうつむきすぎていたりする状態をまっすぐにし、よい姿勢に戻していくだけです。

今回の男性の場合、姿勢を観るときの指標となる「12種体型」に当てはめ、消化器型の「F4(フォーム4)」として、右肩の下がった姿勢を整えさせていただきました。 (肝臓は上半身の右側に位置します。慢性的な肝臓疲労により肝臓が通常より重くなったり、逆に軽くなったりすると、上半身がつられて左右のどちらかに傾き、肩にも上がり下がりの左右差が現れたりします。)

1ヶ月後、まず見違えたのは顔色です。青黒っぽかった色が、非常に明るく、背すじもスッキリと伸びていました。 (漢方の考え方では、青色は「肝」、黒色は「腎」を表します。)

セカンドオピニオンを受けた先生の診察・治療にも、心から納得ができた様子。

また、仕事柄、深夜までの営業が長年続いていらしたとのこと。出来る範囲から改善し始めているそうです。

これらの行動が、心身によい影響をもたらしていることは確かです。

姿勢を整えた状態を作り、健康を回復するための行動を起こせば、その結果はより早く、手応えのあるかたちで現れるでしょう。

 

※「消化器型」「F4(フォーム4)」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

 

(2011年6月11日)



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