肝整胃と肝臓のツボを使った寝違えストレッチ〜ある日の施術より〜


30代女性。寝違えたような首の痛みが一週間ほど続いている。

顔をどちらに向けても痛いとのこと。右に向けたほうがより痛くて、向ける範囲もせまくなっていました。

この時期であれば、暑さから冷たい物の食べたり飲んだりしすぎ、冬であれば、忘年会などの暴飲暴食による、寝違え的な首の痛みは多いのです。

消化器系の疲れが現れる、足の指の動きも硬くなっていました。一番硬くなっていたのは人差し指。

仰向けで、首の痛みが出ないところまで顔を向けていただき、以前の記事で示した胃経ライン先端にあたる足の人差し指をつまみ、ラインに沿って首までのストレッチをかけます。

次に二番目に硬くなっていた親指(肝経ライン)を同様に操作。首は左右ともスムーズに向けるようになりました。 (肝臓疲労が急性であれば左足親指に、疲労が慢性化するにつれ右足親指に反応が現れることが多いです。)

ここ最近の冷たい物状況にも思い当たることがあったそうで、気をつけてみます、とのこと。

均整法では胃や肝臓といった「消化器型」の疲れや、また、頭の疲れには「頭脳型」など、その方の歪みと動きを、まず12種類に分類します。

その上で、今回のように「経絡」から、他には「骨格」「筋肉」からの視点を使って、個人個人に合った方法を用いて施術を進めていくのです。

※12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年7月23日)

 



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