肝整肩甲骨内側の痛みやこりを解消するには〜ある日の施術より〜


30代女性。右肩甲骨内側の下が、こったり痛かったり。常にその状態が続いている。

立った姿勢を観させていただくと、右側の肋骨と骨盤(腸骨)を、グッと前に突き出した姿勢になっています。 (疲れて縮こまった肝臓にひっぱられるように、この姿勢になってしまうことが多いです)

12種体型に当てはめると「F5(フォーム5・右回旋型)」。仕事にしてもプライベートにしても、がんばってしまう人に多い体型です。

肩甲骨の下縁の高さに位置する胸椎7番だけが大きく右に回転して歪み、その下にあるいくつかの椎骨に観られた歪みは、すべて左に回転していました。

つまり、いつも不調を感じる位置の椎骨を境にして、背骨の上と下が、タオルを絞ったような状態で捻れているということ。

一個一個の椎骨を地道に整えていくことも大事ですが、まずはこの全体のタオル絞り状態を戻すことが先決です。

F5調整で絞られたタオルをほどいた後、胸椎7番にまだ少し残っていた歪みを、時間をかけてじっくり整えていきました。

 

※「F5・右回旋型」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年9月24日)

 



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