肝整忘年会シーズンの腰痛〜ある日の施術より〜


40代女性。右腰の上の方が痛む。

忘年会シーズンの時期には多いです。腰椎2番の右側に、肝臓疲れの反応が出やすいからです。

ただし今回の女性は、お酒はまったく飲まない方でした。

肝臓疲れのことをお話ししたときに「お酒はまったく飲まないのですが」と、よく質問されます。

体内に入ってきた毒物をチェックし、害があると分かれば無毒化して、体外に排出する役目を負っている臓器が肝臓。

お酒は主にアルコールがその毒物にあたります。

お酒を飲まなくても、何かの病気治療のためにお薬を飲んでいれば、必要のない分は肝臓が解毒、排出します。

また、普通に食事をしているだけでも現代では、体に必要のない物まで、知らず知らずに大量にとり込んでいるはず。

「体重が増えてきた」とのことでしたので、今回は食事関係に原因があるのかもしれません。

胸椎と腰椎の境目が腰椎1番(L1)、そのひとつ下が腰椎2番( L2)にあたります。

脊柱

イラストby「アイリス・アイリスの作業現場」

腰椎2番を軸として体を左右どちらかに倒しにくくなってきたときが、肝臓疲労の目安。 (首を左右に倒してみてもよいです。)

均整法「左右型(消化器型)」調整により、肝臓疲れを整えると、腰椎2番の歪みもなくなります。

お酒や食事は自分の意思によりコントロールできますが、必要があって投薬治療中の方は、肝臓疲労調整によって、できるだけ体に負担をかけないように過ごされるとよいでしょう。

 

※「左右型(消化器型)」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年12月17日)

 



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