肝整ウエストくびれの左右差〜ある日の施術より〜


30代女性。ウエストのくびれが左右で違っていて気になる。

観させていただくと、右の骨盤が前に回転している分だけ、右のくびれが深くなっています。

骨盤の右側だけがヒップアップのかたちなのです。

右の肩甲骨ばかり凝るともおっしゃっていました。 立った姿勢を観させていただくと、右胸だけを前に突き出した姿勢になっています。

真似をしてみると分かりやすいですが、この姿勢をとるためには、右の肩甲骨辺りに力を入れなければなりません。

つられて右の骨盤も前に出て、さらに上にも引き上がってくるのが感じられるでしょうか。

これは、肝臓慢性疲労の方に多く見られる姿勢です。 (右の股関節が常に内股ぎみになり負担がかかるため、右足の不調を訴えられる方も多いです。)

例えばストレスの多い生活が続き、肝臓が脳に常にエネルギーを送り続けていなければならない状態。

体幹を歯磨き粉のチューブだとすると、残り少ない歯磨き粉を、チューブをギューッと捻ってしぼり出している姿勢です。

今回の女性では、胸椎8番や腰椎2番など、肝臓と関わりの深い背骨を整えたのち、おなか側から肝臓自体の調整(肝臓賦活法)に時間をかけ、チューブの捻じれ(均整法では「回旋型」と呼びます)をもとに戻させていただきました。

 

※「回旋型」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

(2011年12月24日)

 



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